病院の窃盗

病院で向精神薬が100錠も盗まれるという被害がありました。
窃盗の容疑で逮捕されたのはその病院の臨時看護師でした。
看護師は自分で使用するために盗んだと供述しているそうです。

向精神薬は睡眠を促す作用があり、看護師は日常的に使用していたとのことです。
計10回にわたり盗みをはたらき、合計で約1540錠も盗んでいたということです。

こんな看護師に患者としてかかりたくないですよね。睡眠を促す強い薬ですので仕事中に突如睡魔に襲われる可能性もあります。採血中にそんなことになったら・・と考えると恐ろしいです。

この看護師自身にも問題はありますが、病院の薬の管理方法についても考えなおす必要がありそうです。病院側は薬がなくなったことにいつ気づいていたのか。事件が発覚するまで気が付かなかったのか。

もし他にも盗める薬があるとしたら内部の人間が大量の薬を盗んで裏ルートで転売する可能性もあります。
危険な薬や麻薬なども盗めてしまうかもしれません。被害も大きくなる可能性があります。

このようなことまで考えられますので病院は大切な薬の扱いについて徹底する必要があります。薬を取り扱う限り、それを守らなくてはならないという義務もあるのです。